ありがとう

先日、愛犬のゴン太が天国に旅立ちました。 こんなに深く悲しい気持ちになったのはいつ振りだろうというくらい落ちていたのですが、こういう時の仕事ってありがたいですね。 まわりに人がいて忙しくしているとその時だけは忘れられるので。

 書こうかどうか迷ったのですが、生前ゴン太の世話などでお世話になった人や、気にかけてくださった方々に報告も兼ねて少しだけ綴らせてください。

 Facebookでも時折アップしておりましたが、ココ最近あまり調子がよくありませんでした。 6月には病院の先生に『今日このまま亡くなってもおかしくない』とまで言われたのですが、なんとか奇跡的に一時的に回復。 ご飯が食べれるまでになったのですが、8月6日に力尽きました。 ほんとうに親バカ発言ですが、よくできた子で、人の表情を見て疲れてるな、落ち込んでいるなと思うとそっと近づいて来て屈託のない笑顔でシッポをちぎれるほどふって癒してくれるかわいい奴でした。 命の尊さってわかってはいるつもりでも、いざこうやって身近な存在がなくなると、全然わかってなかったって、反省や後悔ばかりになります。

 ゴン太はほんとに僕のところで幸せだったのかな。 もっといっぱい遊ばせてあげたかった。 もっといっぱい美味しいもの食べさせてあげたかった。 もっといっぱい抱っこしてあげたかった。 もっともっとばかり考えてしまいます。 ほんとにせめてもの救いは、最後は自分の腕の中で旅立っていってくれたことぐらいです。 ひょっとしたらそれもあいつの最後の気遣いだったのかな。 体調が悪くなってからずっと心配だったけど、さすがに仕事中に何かあってもなんにもしてあげられない。だから『頼むからひとりで逝くなよ』とずっと言い続けてたのを聞いてくれたのかな。 最期までできたやつだ。 14歳。 長生きした方なのかな。 最後は病気の影響でまともに歩くこともできなかったからずっとオムツ姿だったけど、それはそれで愛らしかった(笑)
 ほんとに色んなものを残してくれたゴン太に『ありがとう』と心底から伝えたい。
14年前、生後二ヶ月で僕のところに来たゴン太はほんとに小さかったのにこんなに大きな存在になるなんて。やっぱり命は本当にかけがいがなく尊いものだと改めて感じました。

また今日から当たり前のようにある毎日を、大切に感じながら生きていこう。



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