人を動かすプロフィール
みなさま、お疲れ様です。
本日は先日に告知しておりましたプロフィールの具体的作成方法についてです。
まずは前回のおさらいのような形になりますが、なんのためのプロフィールなのか?
どう動いて欲しいのか?
ですよね。
なので、ここでいうプロフィールは『このプロフィールを見てこの人を指名してみたくなった!』が答えなんです。
いま全国にどのくらいの美容師がいるかご存知ですか?
今年3月の厚生労働省の出したデータによると48万7836人だそうです。
この中からあなたのプロフィールを選んでもらう自信はありますか?
この人に切ってもらいたいと思える内容か
まず一番大事なのは自分の『人柄』と仕事(美容師)に対しての『想い』です。
技術や作品のアピール、それももちろん大事です。
ただ今の時代、そういったアプローチはユーザーは飽々な部分があるのも本音なんです。
なぜなら、実際に髪を切りに行くときはその人とお話するわけですよね。
キレイなかわいい髪型にして欲しいのは大前提ですが、別にロボットに切ってもらうわけではないので、やはり人としてのPRはものすごく重要です。
もし、そういったPRが苦手で思いつかないって人は、シンプルに自分が美容師を目指すきっかけになったことや、美容師という仕事をしていて苦労したこと、学んだこと、それを経ていまどこを目指しているのかなどを考え、自分のストーリーを作ってみてください。
そんなにかっこよく飾らなくてもいいと思います。
むしろ、いいことばかり書くよりちょっとした失敗談なども織り交ぜて自己紹介したほうが親近感があっていいかもしれません。
過去にした失敗、挫折、それを経ていまどう感じているのか?
そういう自己紹介の方が人間味があっていいかと。
自信満々の人間よりもちょっとスキがありそうな人間に見えた方が、自分の事をわかってくれそうって思いますよね。
惹きつける一言
あと、もう一つ重要なのが最初の一言(キャッチフレーズ)です。
これに関しては、まずは下記の画像をご覧ください。
先日僕は、表参道店のホットペッパーページを知り合いの女性数十名に送って『もし、このお店にいくなら誰を指名しますか?』
という簡易的なアンケートをとりました。
その答えの一つにこのような答えが返ってきました。
これはスマホで見たホットペッパーのスタッフ紹介一覧のページです。
プロフィール詳細の前にこうやってまずは一言っていうのがあるんですよね。
で、今回の場合『短いし有りがちだし適当』とこの方には映ったようなんですね。
もちろんそんなつもりで書いているとも思いませんし、そう思われた本人は複雑な気持ちでしょうが、でもこれがお客様に与えている印象(の一部)なんです。
もしこう思われたらその先に進まないですよね。
なので、最初の一言で自分のインパクトを残せるような、この人どんな人なんだろうもっと見てみたいと思えるような、そんな一言を真剣に考えましょう!
仮にひと月に自分のプロフィールを300人の人が回覧してくれたとして、1%の人が予約したとします。
1%なんで3人ですよね。
もしこれがちゃんと想いを伝えられるようなプロフィールにして反応が5%に上がったら15人ですよね。
ちなみにこれは全然理論値だけの話ではなく、他の店舗で実際にプロフィールをいじっただけで反応が変わったというリアルな数字です。
最後にひとつ。
ホットペッパーのプロフィールには限界があります。
ただし、これもとあるデータですが、ポータルサイトでお店を検索されている方の40%以上の方が複数のサイト、またはSNSを事前にチェックされているそうです。
どういうことかおわかりですよね。
ホットペッパーに載せれなくても、自分のブログ、アメーバオウンド、SNSなどいろんなページで自己紹介をしっかり見なおしてください!
あ、岩◯くん、勝手につかってごめんね(笑)
では。
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